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第97回 新薬剤師国家試験について
2011年3月で現行の薬剤師国家試験が終了し、2012年3月から6年生カリキュラムによる「新薬剤師国家試験」が実施されます。今回は新国家試験が現行の国家試験とどのように異なるかを簡単にまとめてみました。
第97回 新薬剤師国家試験について
| 科目 |
問題区分 |
出題数計 |
| 必須問題 |
一般問題 |
| 出題数 |
合格基準 |
薬学理論問題 |
薬学実践問題
(複合問題=各科目+実務) |
出題数計 |
合格基準 |
| 物理 |
5問 |
15問 |
各科目
50%以上 |
10問 |
30問 |
5問 |
15問
(複合問題) |
45問 |
各科目
35%以上 |
20問 |
60問 |
| 化学 |
5問 |
10問 |
5問 |
20問 |
| 生物 |
5問 |
10問 |
5問 |
20問 |
| 衛生 |
10問 |
20問 |
10問(複合問題) |
30問 |
40問 |
| 薬理 |
15問 |
15問 |
10問(複合問題) |
25問 |
40問 |
| 薬剤 |
15問 |
15問 |
10問(複合問題) |
25問 |
40問 |
| 病態・治療 |
15問 |
15問 |
10問(複合問題) |
25問 |
40問 |
| 法規・制度・倫理 |
10問 |
10問 |
10問(複合問題) |
20問 |
30問 |
| 実務 |
10問 |
- |
20問 |
85問 |
95問 |
| 65問(複合問題) |
| 出題数計 |
90問 |
70%以上 |
105問 |
150問 |
255問 |
345問 |
65%以上 |
| 現行は240問ですが、新国家試験では345問に増加します。特に実務系の問題が大幅に増加し、より実践に即した知識を問う試験に変化を遂げます。全体的に出題数は大幅に増加(約1.5倍)しますが、必須問題(345問中90問)は五肢択一形式で出題されますので、全体としてのボリュームは現行の国家試験とほとんど変わらないことが予想されます。 |
| 新国家試験は、より実践に即した出題形式に変わり、問題解決能力が問われるようになります。また、添付文書などを問題と一緒に配布し、それを活用することで解答を導くような問題も出題されます。複合問題(345問中150問)も多く出題され、今まで以上に科目の壁を越えた知識が要求されます。 |
新国家試験の合格基準は、旧国家試験と比較すると厳しくなっています。全問題(345問)への配点の65%以上を基本としていますが、さらに一般問題と必須問題にも合格基準が設けられており、この合格基準がより厳しく設定されています。一般問題は各科目で35%以上ないと合格基準を満たしていおらず不合格が決定します。また、必須問題は、全必須問題(90問)への配点の70%以上で、かつ、各科目の得点が50%以上ないと合格基準を満たしていないことになります。必須問題はCBTレベルの問題であることが予想されますが、合格基準設定値が高いだけに確実に得点できないと合格は厳しいでしょう。
・全問題への配点65%以上で合格
・一般問題と必須問題に合格基準を設定
(一般問題:各科目35%以上であること)
(必須問題:全必須問題への配点の70%以上であり、各科目の得点が50%であること) |
|
現行制度と同様に良問のみ20%程度出題されます。新国家試験では、過去問題が十分蓄積されるまで「活用する割合は、この限りではないこととする。」と発表しています。
しかしながら、現行国試の再出題は十分ありえるため、 新薬剤師国家試験でも同様に20%程度は出題されると予想できます。 |
資料提供:薬剤師国家試験 予備校 Medisere メディセレ
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